シロアリの女王はクローンが数十頭いるという事実 不老不死なのか?

シロアリ

シロアリは巣の中心に王と女王が1頭づついる、と思っていませんか?

じつは、シロアリは王と女王は1対1ではないのです。

シロアリの女王位継承システムはさまざまな研究結果によってわかってきています。

不老不死にもつながる面白いシロアリの生態の秘密があります。

不老不死のヒントが知りたい方は最後までご覧ください。

ヤマトシロアリ 王と女王

日本全国に分布をする住宅を加害する害虫として知られているシロアリ、その中でも日本全土に生息をしているシロアリと言えばヤマトシロアリです。

ヤマトシロアリは巣の中心部に王と女王がいます。

過去、ヤマトシロアリは一夫一婦制として知られていましたが、研究結果によって1頭の王に対し、複数の女王が存在していることが明らかになっています。

しかも、王は創設期の王のままがほとんどで、他の二次王に置き換わっているのはわずかでした。

それに対し、女王は創設の女王はほとんど残っておらず二次女王に置き換わっているのがほとんどでした。

さらに女王は1頭だけでなくすべてのコロニーは数十頭存在し、多い場合は数百頭もの女王がいるハーレムとなっていました。

クローンとして生まれてくる女王

複数の女王が存在しているヤマトシロアリ。

実は、ヤマトシロアリは1日あたり25匹程度しか卵を産むことができません。

たくさんの職蟻や兵蟻を産むためにはたくさんの卵が必要です。

そのためにはたくさんの女王が必要になるわけです。

実はこの女王、創設女王のクローンなのです。

どういうことかというと女王は単為生殖と有性生殖を使い分けているのです。

単為生殖とはオスの精子を使わず、メスのみで子をうみます。

つまり女王のクローンが生まれます。

有性生殖は王と女王の子です。

有性生殖で生まれた卵や職蟻や兵蟻となります。

つまり、有性生殖で生まれた子はすべて女王のクローンとなるわけです。

単為生殖でクローンの女王を産むことにより、外部との接触がない王と女王は近親交配のリスクがなくなります。

まとめ ヤマトシロアリは遺伝的には不老不死

過去シロアリは王と女王が1対1だと思われていましたが、じつは王が1に対し数十、場合によっては数百という状態です。

女王は単為生殖の身によって生まれるクローン。

遺伝子だけを見ると女王はつねにクローンが生まれ続けているので遺伝的には不老不死の状態ともいえるのかもしれません。

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