本をあけると1㎜ぐらいの小さな虫をみたことがありませんか?
また、家の中の壁や床などに小さな虫が歩いているのをみたことありませんか?
何の虫かわからず、害があるのか分からない…
その正体を明らかにします。
ではご覧ください。
家の中にいる小さな虫 本の間にいる小さな虫
中古の本や漫画を開くと1mmあるかどうかぐらいの小さな虫がいるのをみたことがありませんか?
ダニかもしれない!
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、ダニは肉眼では見えませんのでダニではありません。
正体は「チャタテムシ」という小さな虫です。
チャタテムシは主にカビを主食とします。
そのため湿気の多い時期などジメジメしている季節に大量に発生します。
チャタテムシ自身は人に対して噛んだり、刺したりすることはありません。
ですが、余りに大量に発生すると死がいを吸い込んでしまいアレルゲンになってしまう可能性も考えられます。
チャタテムシを食べるダニ
チャタテムシを捕食するダニがいます。
チャタテムシが増えすぎると、ダニも発生してしまうことがあります。
ツメダニという種類です。
ツメダニは人を刺してしまうことがあります。
ですので、大量発生しすぎるのも「アレルギー」と「ツメダニ」のリスクが高まってしまいます。
チャタテムシの発生対策
チャタテムシ自身に害はないですが、大量発生しすぎるのも問題ですので発生対策をしましょう。
チャタテムシ対策① 湿気対策
チャタテムシはカビを主食にするので湿気を好みます。
ですので、風通しを良くしましょう。
建物の状況にもよりますが、窓の結露水や配管の結露水などがたまらないようにしましょう。

チャタテムシ対策② 生息場所の除去
チャタテムシが生息するのは古本や漫画の本の間だったり、段ボールなどに住み着きます。
段ボールはゴキブリの住処にもなりやすいので、不要な段ボールは早く処分しましょう。
ゴキブリ対策については「ゴキブリを確実に駆除するためのプロがやっている手順・方法3ステップ」を参考にしてください。
チャタテムシは新築の住宅にも発生する
チャタテムシは局所的に発生します。
そのため建てたばかりの新築住宅にもチャタテムシは発生します。
持ち込んだ本などに生息することもありますが、ちょっとした結露や湿気のある場所にも発生します。
ですので、建てた工務店や建築会社に責任を求めるのは少し無理があります。
チャタテムシの駆除
チャタテムシの駆除を殺虫剤をつかうよりもまず大事なのは発生源の対策をすることです。
殺虫剤だけで家中のチャタテムシを駆除をするということはできません。
まず先に発生源の除去と湿気がたまらないようにする環境づくりが大切です。
その対策をしたうえで殺虫剤を使って駆除をしたい場合は「バルサン」がおすすめです。
理由としては、殺虫成分がチャタテムシに効きやすいということと隅々まで殺虫成分がいきわたる事です。
バルサンは火災報知機に反応しますので、取扱説明書をよく読んでご使用ください。
まとめ チャタテムシは発生源対策をしましょう。
チャタテムシは、殺虫剤を散布しまくりよりも発生しやすい環境をなくしていくことが大切です。
ジメジメした場所をなくし、いらない段ボールなどを処分しましょう。
それでは快適な生活をお過ごしください。